二つのテラスを持つ家
荒川の堤防下の敷地に計画された鉄工所とそのオーナーの住宅である。家族構成は夫婦、子供一人の三人家族である。立地が川のそばであるので、風の通りがよく、また、敷地の隣は公園という絶好のロケーションに恵まれ、最近目にする狭小な都市住宅にはない開放性、快適性を実現する事ができた。
1階には工場、2,3階が住宅という階構成になっている。住宅へは外部階段で2階へ上がり、「公」的なテラスを通り玄関へとアプローチするように計画した。このテラスはリビングのサッシュを全開放する事によって室内のリビングと屋外のリビング(テラス)が一体となり、広々とした空間を得られるようになっている。
また浴室、洗面所、主寝室の前には公園側に開かれた坪庭風なテラスを設けた。こちらは「私」的なテラスと位置づけ、洗濯干しや布団干し、入浴後の夕涼みなどができるようにした。
建物諸元
建築場所:東京都墨田区
建物用途:専用住宅+工場
用途地域:工業地域
防火地域:準防火地域
その他の地域・地区:第1種特別工業地区
敷地面積:188.45m2
建築面積:111.8m2
延床面積:200.2m2
構造規模:鉄骨造3階建
竣 工:平成16年

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