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野遊庵

 

【野遊び】大好き家族のための小さな家

 

家族の要望

昔ながらの暮らし

木と壁の家など昔ながらの家と暮らしへ憧れがある。また、土間と薪ストーブが欲しい。薪ストーブは暖を摂るのと同時に料理の煮炊きに使いたい。

環境負荷の低減

日当たりの良さや風通しの良さなどを上手に取り入れて環境負荷が少ない快適な家づくりを目指したい。

セルフビルド

現住所と現場が近いということもあり、また、家族内その他の協力を見込めることから、素人が邪魔にならない範囲でかつ、コストダウンも図れればセルフビルド的に積極的に手を動かしたい。

植物と暮らすことへの憧れ

敷地の下に海に向かって下がっていく斜面地については、畑として利用してもOKということなので、その辺りの動線も考慮したい。また、どの部屋からも緑が望める配置にしたい。

設備について

電子レンジ、炊飯器などは10年以上使っていない。鍋で炊飯、せいろで解凍している。

 

相模湾を見下ろす山の上に

酒や味噌などの発酵食品を自分で作り、野菜を育てそして収穫して食べる自分たちのための農に目覚め、焚火や湧き水やもちろんキャンプが好きな、とにかくナチュラルな生活に憧れる家族は、夢を叶えるため相模湾を見下ろすこの地を選びました。
 

敷地はほぼ山のてっぺん。

 

眼下には相模湾が広がります。

大自然を存分に取り込む

性格の違う4つのテラス

1階には浴室から直接出て夕涼みができる「湯上りテラス」と寝室の前には「憩いのテラス」を設け、2階には土間から直接出ることのでき、ご近所さんも入れる「みんなのテラス」そして一番眺望が期待できる居間につながる「眺めのテラス」を設けました。
 

眺めのテラス

リビングから眺めのテラス

みんなのテラス

GALLERY

 

建築前の敷地の様子

自分のイメージにぴったりだという土地があり、どんなものが建てられるかという相談を受け、初めてお施主さんにお会いして、そのまま現地に案内していただきました。

斜面下側から見たところ。既存建屋の擁壁が残っていた状態でした。これらは一部を残し撤去しました。


斜面の上から見たところ。


色々とお話を聞きながら、現地で建物イメージをスケッチ。全てはここから始まりました。


基礎工事の様子

敷地までは細い山道を登っていかなければならず、鉄筋などの搬入も長さが制限され長もの1本でいいところを分割して現場で継ぐというような工夫もしてます。

建て方


 

屋根工事


 

壁は漆喰を採用


 

玄関には古い蔵戸を使いました。

お施主さんと古材を扱っている横須賀の「桜花園」さんへ。
二人であれこれと悩みながらピンときた蔵戸を見つけ出しました。玄関に使おうと思ってます。幅は一間。重厚ながら格子越しに漏れる光はそれとは対照的にとても繊細です。
 



 


薪ストーブの見学

墨田区の薪ストーブ専門店「ファイヤーワールド」さんをお施主さんとともに訪問。ひとしきり薪ストーブの説明を受け、炎の暖かさを堪能しました。
 
 


焼杉補修中

外壁には焼杉を用いましたが、多少焼きが甘いところがあり、そこは現場にてバーナーを使って補修しました。